貧血 診断

セルフチェックとあわせて知っておきたい、貧血の診断基準について

「貧血かも」と思ったとき、いくつかのセルフチェック方法があります。
まず、見た目で一番わかりやすいもの。それは、下まぶたを下方に引っ張って鏡に向かい合う姿勢をとることにより、判断できるものです。「あっかんべー」の形を作る、と考えればわかりやすいでしょう。
この状態で、下まぶたが黄色や白色になっていたら要注意。健康なひとは、ピンク色をしています。
また、動悸やめまい、息切れといった「症状」から判断する方法もあります。これらの症状や上記のものにあてはまった場合は、貧血の可能性が濃厚です。
また、健康診断などでわかるヘモグロビン濃度を基準に考える方法もあります。男性は13g/dl、女性は12g/dl、ご高齢の方は11g/dl以下が、「貧血」の基準とされています。

赤血球の容積による貧血の分類

「貧血だ」と診断されたのなら、今度は「どの種類の」貧血かをつきとめる必要があります。
貧血はタイプによって対処方法が違うので、これを考えることが、治療にとって重要になってくるからです。そこで大事になってくるのが、「赤血球の容積」です。これが80より小さいときは、鉄欠乏性貧血の可能性が高いです。これは貧血の中でもっとも多い症状です。
80から100の間の場合は、溶血性のもの。それから再生不良性貧血などもここにふくまれます。最後に、100以上の場合。ビタミンB12が足りないことによる悪性貧血やヨウサン欠乏によるものが多いです。ここであげたのは代表的なものだけなので、これ以外の貧血のことももちろんあります。