貧血 鉄剤

貧血解消のための鉄剤。そのメリットと副作用をさぐる

「鉄剤とは何か?」貧血改善のための薬とは

「鉄剤」という単語は、一般的なものではありません。パソコンなどで検索しても、一発変換ではまずでないでしょう。しかし貧血とのかかわりになると、非常に重要なキーワードになってきます。
鉄剤とは、貧血の中でもっとも多い、「鉄欠乏性貧血」の治療薬として用いられるもので、その名前のとおり、鉄分を補給するためのものです。強い薬であればあるほど効果が強く、貧血に悩むひとにとっては、救世主ともいえる味方になるでしょう。
しかし鉄剤に限らず、強い薬には強い副作用があるもの。要注意事項も含め、鉄剤の副作用を見ていきます。

鉄剤の副作用と注意事項

まず、一番大事なことを先に申し上げます。それは、「鉄剤と鉄分サプリメントの併用は不可」ということ。
鉄分は、とればとるほどいいというものでは決してありません。過剰摂取すると、鉄過剰症などを患う危険性があり、胃洗浄などの必要がでてきます。そのため、「鉄剤をもらっているけど、イマイチ効き目がなさそうだから、サプリメントと併用しよう!」などという独断は絶対にやめてください。
他の副作用としては、消化器系の症状がよくみられます。特に便秘や胃のむかつきなどが多く、全体の1割ほどがこの症状を患います。鉄分が胃腸を刺激することによって起こるのですが、このような症状が出た場合、医師に必ず相談しましょう。
量を減らしたりしても改善しない場合は、点滴による鉄剤の補給が行われることもあります。
また、薬によっては飲み合わせが悪く、吸収率をおとしてしまうこともあります。