貧血 腎臓

腎臓疾患は貧血も引き起こす!そのメカニズムを考える

腎臓機能の低下による貧血〜そのメカニズムをみてみよう

腎臓機能が低下すると、しばしば貧血が起こります。その原因やメカニズムがどうなっているのを考えましょう。
腎臓では、エリスロポエチンという成分が作られています。このエリスロポエチンは、赤血球の働きを促進しています。しかし腎臓が弱ると、このエリスロポエチンの数がへったり、機能が低下したりします。
こうなると、骨髄で本来作られてるはずの赤血球の量が少なくなってしまいます。赤血球の活躍を促すエリスロポエチンの絶対数が少なくなるのですから当然ですね。
結果的に体内にまわる赤血球の数もたりなくなり、貧血を起こしてしまいます。

腎臓機能低下による貧血の症状

腎臓機能低下で起こる貧血では、疲れやすさや動悸息切れめまいといった症状が起こることが多いです。怖いのは、これらの症状は、ともすればみすごされがちだということです。
特に30代後半〜40代になると、体力の衰えを感じるひとも多く、これらの症状もその1つである、と考えられがちなのです。そのため、気づかないうちにどんどん症状が進行し、心臓にまで負担をかけ続けてしまう、ということも起こります。
また、「貧血といえば鉄分」というように、「ちょっと貧血っぽいから」という理由で鉄分のサプリメントなどを呑んでも、この腎臓由来の貧血には効果がありません。エリスロポエチンの不足によって起こるものですから、対処方法も違ってくるのです。
貧血かも、と思ったら、自己判断はせずに必ず病院にかかりましょう。早期発見が治療のプラスになることは、どんな病気でも同じです。